こんにちは、たくみ〇です。バンコクからサワディカップ!
やっとタイの首相が決まりました。タイ人の方でも今回の首相の選定には、利権争いで今後の政策などが良くなるのか不安視されています。
今回大人気のピタ氏が首相になれなかった大きな原因は、過去に戻っても王室に対しての威圧的な発言が原因、それに周りと軍との兼ね合いが首相にまで登りつけなかったように思います。今までの前進党のありかただと保守党の気持ちを変えれないです。まだタイという国は民主主義ではないですね。基本タイはタイ王国ですので、最終権限は王様にあります。今回ピタ氏は、王室を改革していくなどという言葉を発していました。これでは上院の方の支持を受けられないでしょうね。
タイの上院250名は、軍により指名された人たちですので、この人たちが良く思わないと上院の指示は受けられません。どこの国でも民主主義だから、多数決で決められると思われがちですが、そう簡単ではありません。全議席の750議席の過半数が取れなかった、日本も同様で国を変えたいと思う人はいますが、今までで良いと思う人も多いという事です。
いつもそうですが、何かを変えようとすると、周りからの嫌がらせなど、利権がらみのやっかみが増えてきます。今回はタイ貢献党のセタ氏が次の首相になると決まったのですが、最初に下院で過半数を取った前進党の党首が何故首相になれないのか?タイ国民もかなり応援していたのですが無残にも衰退していまいました。
貢献党は、軍関係と一緒に組織を作り上げる事で、上院の票を貰ったのですが、今までの政策と変わらないのではないかと国民の期待度も半減したように思えてなりません。
タイの女性、ピムさんが日本語で分かりやすく解説しています。
今回取り上げるピムさんのユーチューブですが、政治からタイの事まで日本語で丁寧に解説してくれていますので、こちらに投稿させて頂きました。タイのいろいろな事も解説されていますので、見てあげてください。
タイの女性が分かりやすく今回の政治を解説しています。『 こちらをご確認ください。』
また今まで野党だった、タイ貢献党が与党になると言う事で、創設者のタクシン氏も罪を償う事でタイに戻って参りました。創設という事と、タイに対する思いがあったのでしょうね。
でも15年も離れていた人が、この軍政の中で政策が出せるのでしょうか。また国王のワチュラコン国王に恩赦を受けて8年の刑を1年に短縮してもらっています。表には出てこない取引があったかは分かりませんが、国家反逆罪ですので如何なものでしょうか。
タクシン氏がワチュラコン国王からの恩赦!『 こちらをご確認ください。』
昔のように国民の皆さん、地方の皆さんに指示されつのでしょうか。
当時はタイの車産業の躍進もあり、経済が伸び盛りでした。今は全世界の経済が悪く、特にタイが兄貴と慕う中国が風邪をひて元気がない状況です。輸出が好調だけに、アメリカ、中国、日本との取引は今後も順調に行くのでしょうか。
一番の課題は、中国製EV車がどこまで伸びるのかでしょうが、ヴェトナム、インド、インドネシアの勢いもあります。特にバンコクに居ながら感じるのですが、バンコクからインドに主張に行く日本人の方が多く、インドの成長に期待を感じます。
今後の世界の成長は、どのようななっていくのでしょうか!
タイは中国の長距離電車の計画で借金が、中国から1兆円あると聞いています。インドネシアもそうですが、一体一路の政策によりアジアを飲み込もうとしていた中国ですが、ここに来てかなりの失速が報じられています。不動産の大失態、海外の投資をしてきた事で取り戻しが出来なくなってきているようです。
最近はイタリアの外相も、中国の一体一路は意味がないような報道もされています。ドイツもメルケル前首相時は、中国とべったりだったのが、今のショルツ首相は、かなりの距離感を保ってきている感じがします。イギリスしかり、オーストラリア、ニュージーランドもです。2023年、2024年は経済が伸びないとされていますが、今後どのように経済が栄えていくのでしょうか。
ロシア、ウクライナの紛争後、フィンランド、スウェーデンのNATOの加盟。世界の紛争が収まるのでしょうか。中国は今後経済が伸びなければ、台湾有事も考えられます。紛争をすることで利益を得るネオコンのような考えだけで世界を廻すのが良いのでしょうか。その時代を生きて行く事は、人生の経験がからだに染み付くことを分かっているのでしょうか。
タイも日本も侵略されていない国です。歴史はありますが、侵略の怖さが分からないのですね。過去に侵略をされた国は、防衛費を上げて国を守るだけではなく、絶えず侵略を考えるものだと思います。
人の恨みは、根深いもので目の前で家族を殺されたなどの状況が脳裏から離れられない、戦争によって得るものは戦争をしようとする指導者のエゴのみです。21世紀にもなって争いごと、紛争が亡くならないのは、人間は欲望の強いものに飲み込まれるのだと実感していまいます。
国によって反発も出来ず、唯々家族、こども、恋人、友人を守るためだけに犠牲になる事、馬鹿な感情のみがその悪の道に方向を変えているのです。いつもその連中はその事ばかり、歴史に沿って生きている。ろくでもない人々です。歴史が変わる大きな発展はないでしょうか?宇宙から訪問者が来れば変わります。すべて神はお見通しで今の状況を人間にゆだねているのでしょうね。