こんにちは、たくみ〇です。バンコクからサワディカップ!
今回フリー広告のArauZ10月号の表紙を見てびっくりしてブログに載せました。<トップページはAray Z, 10月号の表紙です。>
タイも日本もそうですが、侵略をされてない国です。中国、ロシア、今の中東などは過去の侵略などの対策をして、国を守る、国を大きくする事に力を注いでいるように思います。人間は過去の事を忘れる事が出来なく、不安だったり、守る事を考えますね。植民地になっていないとその苦しさが分からないのでしょうか?
タイは世界一の貧富の差がありますが、バンコクの中華系タイ人と地方の方では、生活水中がぜんぜん違います。地方は食べていくのが精一杯の方も多く、いまだにたくさんのこどもをつくり養ってもらおうとします。バンコクの方は子どもに教育をさせ、良い就職場所を選ぶのです。
日本でも一緒ですね。
でも景気が良いと仕事はありますが、中国、韓国などは今2023年では仕事が無いのです。
また仕付けもそうですが、タイ人は放任主義ですので、こどもを叱る事はほぼ無いです。特に地方の方はおじいちゃん、おばあちゃんに育てられているので甘やさされています。そうするとどうしても甘えたこどもにになりますね。
両親から身内から叱られたことがないのが、日系企業に入って上司の方から叱られますと反抗的になり、悪い会社としか思えなくなり辞めてしまう事になります。感情的にならず、育てる気持ちで接しないとダメだとも言われます。日本でもそのような事を聞いた事がありますが、愛情を感じなくなったのでしょうか?
日本人の性格、思考についての言葉がありました。
安倍前首相の本がたくさん並んでいる中で、取った1冊に安倍晋三、時代に挑む!がありました。海外で働くにあたり、経済を底上げしてくれたと私は理解しています。その中での一つの文面に目が焼き付けられたので、ここでも記載を致します。
もともと日本人は農耕民族であり家族を大切にした来ましたが、明治維新後、欧米をモデルにした急送な近代化を進めるにあたって、狩猟民族をルーツにする欧米人の個人主義を取りいれざるおえなかった。しかし、個人主義の本質すなわち自立、自己責任を身に付けられず、利己主義的な考え方が日本社会において蔓延しているように思うと語られています。
もともと日本人は農耕民族であり家族を大切にした来ましたが、明治維新後、欧米をモデルにした急送な近代化を進めるにあたって、狩猟民族をルーツにする欧米人の個人主義を取りいれざるおえなかった。しかし、個人主義の本質すなわち自立、自己責任を身に付けられず、利己主義的な考え方が日本社会において蔓延しているように思う
引用元:WACワック 安倍晋三、時代に挑む!の中の大阪大学名誉教授、加地信行先生からの言葉をさせてもらいました。
海外で働いていて、日本人の自立がされていないことは思い当たることろが多々あります。日本の社会の在り方がそうだと理解していますが、利己主義と言われると、自分の中でもそうなのかと思う節があります。その意味ではタイ人とも共有する部分なのかも知れないですが、海外に出ていく事によりその方との違い、文化、国民性などを理解していく事も多少なりの理解に繋がります。
今後、日本の方が日本に居て、日本人どうしで結婚されていければ良いのですが、海外に出ていくとどうしても彼女彼氏との時間が取れなく、海外の方と結婚する事も多くなります。それが良いと思えるか?自分は日本だけで良いと思うのかは、その方の人生ですので何とも言えまえんが、世界の在り方を見る事も重要だと思います。
なぜタイ人は日系企業を辞めるのか?
日本からの投資の金額も落ちている中、2022年からはワークパーミットの申請の数が、中国に抜かれています。
中国企業の数が増えている事と投資金額ですね。また中国の方だけではなく、台湾からの投資もかなり増えています。
タイ人の中から日本の企業に指摘をされているのは、「キャリアパス」「給料」「意思決定」「上司」若い人は日系企業にいても自慢ができないとも話されていますが、タイ人からの指摘はどのようなものがあるか記載をします。(きつい言葉もあります。)
■ 日本人の能力はCTO(最高技術責任者)、CFO(最高財務責任者)には向いていますが、CEO(最高経営責任者)としてはどうでしょうか?東芝やシャープは中国や台湾の経営者によって黒字化しました。日本人は合意思考としての合理的な意思決定力に欠ける面があるのではないでしょうか。
■ タイ人の事をよくわからずに一方的に叱責してしまう会社はタイ人が辞めます。日本人は求める経営品質が高いのでもどかしいのかも知れませんが、「なぜできないのかと問い詰める」のではなく、一緒に考えるという姿勢で接していく事です。
もどかしいですが、日本もそうですが日本の若い方には一方的に叱責しることなどはありえませんね。アジアだから、アジアはまだまだだからなど、上から目線で相手を見ると反感を生みます。やはり一緒に考える姿勢が必要になりますね。
また優秀な外国人に任せる、パートナーを探し一緒に経営をしていく事も視野に入れての経営を今までのように考える事も必要ですが、乗っ取られない施策もしないと危ないです。
Aray Zの今回の表題にびっくりしてこちらを参考に日系企業が躍進できるようにと、いくつかの文章を引用させて頂きました。
タイ人「キャリアパス」「給料」「意思決定」「上司」若い人は日系企業にいても自慢できない。
■日本人の能力はCTO(最高技術責任者)、CFO(最高経理責任者)には向いていますが、CEOとしてはどうでしょうか?東芝やシャープは中国や台湾の経営者によって黒字化しました。
■タイ人の事をよくわからずに一方的に叱責してしまう会社はタイ人が辞めます。日本人は求める経営品質が高いのでもどかしいのかも知れませんが、「なぜできないのかと問い詰める」のではなく、一緒に考えるという姿勢で接していく事です。
引用元:Aray Z,2023年10月号
タイ人と働く、一緒に未来を創るには?
世界の経済が国内だけのキャパシティーで変わる事が出来なくなった日本は、中国からも撤退する企業が出てきています。また車会社も基盤となる国をアメリカとアジアのタイを中心に大きくなってきました。今後日本だけの経済力で日本だけのキャパシティーでモノ作りができるのでしょうか?海外と一緒になっていかない事には、経済も伸びないのではないでしょうか。
日本人は真面目な人が多く、タイ人のような怠け者を嫌う傾向があります。わたしもそうですが、絶えずコミニケションを取ってその方の人格を確認して、仕事をしていかないと大きな落とし穴にはまってしまいます。
対策を講じて改善しましょう。
愛情を持って育てた社員が辞めてしまう事は、とてもつらい事です。でも人間ですので相手がどう思うかはわかりません。
■ 今一度自分たちの魅力に目を向け、それを自社のビジョンや事業価値に込めてタイ人に伝えていくには、今すぐにでもできる事ではないでしょうか。
■ 「キャリアパス」の設定は必要だと思います。「評価基準の明確化」優秀な人材にキャリアの階段を明示する事はとても大切です。
■ 「ハイコンテクスト」「意思決定の弱さ」「基準のあいまいさ」などグローバル化する組織にはモチベーションを下げる事になりますので、率先して改善をしていかないといけません。どこの国の方もスピード感を重視されています。
中国企業、欧米企業の引き抜き対策も
中国企業は、お金を出す、知識も豊富だが、知恵が足りなかったり、愛情が無かったりする傾向があります。欧米企業も絶えず結果を追求するので、サラリーは良いがしんどいとも聞きます。日本の終身雇用のやり方では、できない社員が残るばかりになります。
企業側も社員の教育です。いつ辞めるかわからない社員をお金を出して教育をしていかなければならないのです。
特に地方からのタイ人は、地方の国から集団的にその会社に集まる傾向があります。同国の方が多いと安心をするのですね。また社会的に成長をしていない人も多いので、その彼らを育てるのは大変です。
バンコク人は知識はあるが、固定観念が強く、思い込みが簡単に無くならないものです。その方たちにも意識の改善をさせるのは一苦労です。思い込みの激しい方は、聞くことができず、失敗が多いです。時間が掛かりますね。
そこで「キャリアパス」の設定を明確にして、3年周期で部署の配置、出来るかできないかで振るいに掛けることも必要ではないかと思います。今後生き残れる企業を目指すには、リーダーの素養が重要になります。頑張りましょう。
今回のテーマについては、大変難しく思います?
何故かと申しますと、ここで話をさせている方はタイで日本を良くしたいと思っていらっしゃる好意的な方だと思いますが、タイに長くいる日本人の方と話をするなどしてもタイ人の仕事に対する姿勢が思っているほど、良くないと皆さんが指摘されます?
世代はもちろんあります。日本でもそうですが、ご指摘のように日本は高い技術力があります。それによって日系企業が支えられています。その技術力を継承するのは大変難しい事です。また技術が盗まれないかの問題もありますので、簡単には行かないですが、「キャリアパス」については、海外は明確にしないといけないと思います。またその明確さの中でも、社員一人一人が振るいに掛けられることの認識も必要になると思います。
「ハイコンテクスト」についても、長くいると暗号化、キーワードだけで分かるようになるので、しつこく何度も指摘をしない事だと思いますが、わたしは世代の違いだと思います。また国民性、習慣などの問題で完全な縦割り社会では無く、自由に上下関係を意識せず話せる空間だと思います。
欧米企業、中華系企業にしても、目標ノルマが高く、それをこなさないと首になるともよく聞きますが、日系企業はまだそこまではしていません。終身雇用はある期間まで、その方を観察してやっと行えますが、まだまだ難しい問題もあります。またわたしはサイクルを3年~5年に変えて上司が部下の適性を認識して、他の部署との連携によりサイクルを廻していく事が必要だと思います。
何故っと?
人は厭きるものです。学校もそうですね。小学校は6年、中学3年、高校3年、大学4年、短大2年など、その周期で環境を変える事により、意識、モチベーションが変わる事を意識させていると思います。自分なりに改善が出来る方は別ですが、なかなか人間は楽する生き物ですので、難しい所もあります。長くその場所に居るとどうしても、モチベーションが上がりにくいものです。
海外で働く事は、見聞を広げる意味では良いと思います。また相手を受け入れる、相手の気持ちを理解する。(この部分はほとんどの日本の方はできると思います)が、日本人としてのプライド、個人のプライドをしっかり持ち、海外の人と会話ができる、交渉ができるようになることが重要だと思います。
今後、海外で紛争が起き、エネルギーなどの資源がない日本の在り方、ビジョンが必要です。強いリーダーが居なくてはなりません。
日本を再建できるのは、政治家ではなく、企業の強いリーダーです。経済が潤えば、若者も元気になります。頑張りましょう。