こんにちは、たくみ〇です。バンコクからサワディカップ!
昔から凄い憧れの人だった、大阪出身の建築家(アーティスト)安藤忠雄氏。
からだの内臓を摘出をしても、なおかつお元気で今も世界で活躍をされています。凄い行動力と発想力には頭が下がります。その当時だからできた事でもありますが、必ずやり遂げる精神力には頭が下がります。
当時、大阪で暴れん坊だった安藤少年は日々けんかに明け暮れていたようですが、自宅を改装するのに、当時の大工さんに憧れのめり込んでいったと言われています。昼飯も食わずに働くやりがいに没頭したようです。
専門学校、大学も行かずに超一流に!
当時の安藤忠雄氏が学校も行かずに、一級建築士の資格を取ったことには、今では考えも及びません。今一級建築士の資格を取るのも大変難しいです。当時もそのはずで、専門家学校、大学に行かなければ、資格など取れないとされていたに違いない中、4年の学校の勉強を1年でそれも独学で覚えてこられた事に頭がさがります。
また独学で勉強をして大阪大学、東京大学の学生に建築を教えてこられるこの凄さ、現場で叩き上げた人が、エリート学生に尊敬される世界の巨匠。建築は現場を知らないと通用しない世界ですが現代では考えれないですね。
安藤忠雄の挑戦『 こちらをご確認ください。』
その機会もあり、働き貯めたお金でシベリア鉄道でヨーロッパ、パリの建築界の巨匠、ル.コルビュジェの憧れ、フランスのみならずヨーロッパ、アフリカ、アジアを回りいろんなものを見て、体験をされて来た並外れた行動が今の安藤忠雄氏があるのだと思います。
失敗を恐れず、すべて前向き!
初めて関西、大阪で仕事をもらったバーでの話です。完成をして見てもらったオーナーに安藤さんトイレがない店などありえないとお叱りを受けたが、安藤さんはなかったら後から作ったらよいやん。との気さくな風防。
前向きの原動力、前を向いて物事を考え、失敗すればそこから勉強する。それが根底にあるとの認識ですので、ここまで上り詰めた巨匠には頭が下がります。人間成功をすると、経験値は上がりますが、失敗を恐れてしまいます。
いつまでも挑戦する気持ちを持ち続けられる、人間性、精神力には頂点に立つ人ならではですね。
安藤忠雄の挑戦2『 こちらをご確認ください。』
世界の巨匠たちを虜にする。発想力!すべて歴史、文化を知り、周りとの協調をして見事に作り出す、デザインにはほれぼれします。
世界から大絶賛!
大阪府、茨木市から協会の依頼が来た時にも、試行錯誤の上、コンクリートの打ちっぱなしによる工法で、壁には十字の隙間を創り、そこから光が入る工夫をされています。光が入ることにより霊性が力を与えるような神聖な協会に仕上がっています。「光の協会」
これは、のちにバチカンから感謝状をもらったとものすごい偉業を達成されています。忙しい中絶えず物事を考え、アイデアを絞り出し、挑戦をされている姿は真似ができませんが、日本にもこのような方がいることを皆さん知ってください。
また1995年には、建築界のノーベル賞と言われる、プリツカー賞を受賞されています。それ以外にもたくさんの賞を受賞させていて、海外の巨人たちから尊敬させている日本が生んだ世界の建築家です。
今の先進国から、このような人が出ない。
日本は特別なのです。当時の日本はまだ、貧しく満足に飯も食えない時代がありました。その為、みんなが飯を食う、こどもに腹いっぱい飯を食わしてやりたいと奮起した時代です。
今は裕福になり、余裕ができてきて、人一倍苦労をするような人が、日本からは出にくい状況です。当時すべての人たちが頑張ってきています。矢沢永吉さんの話もそうですが、仕事も選べない状況で食べることに執着をしてきた時代ですね。
このような精神、負けず嫌いがその人の将来に道が開けるのではないでしょうか。今の時代にはハングリーと言う言葉が当てはまるかは分かりませんが、私も当時の親父の背中を見てきた人間としてやらねばいかんといつも思います。
物が有り余る時代に生きている方は、自分が飯を食えないと思うことはほぼ無いでしょうが、昔は飯を食う手段として働いてきました。本来今の時代ですと、努力をすれば自分がなりたい自分になれるはずですが、情報過多で前に進まないのが現状です。
PCなどにより、情報が過密になり、迷うだけの人生。信念が持てずにいる。当時とすべてが変わってきています。でも人間は本来、感動をする事、それも自分のやりたいことを見つけて人生の師匠を見つけて、その師匠を超えていく事が世界を変えることになります。
安藤忠雄氏が言うには、国家にも会社にも家庭にもリーダーは必要ですが、家族のリーダーがこどもになって居ると言われます。今の社会はこども中心になって居ます。これでは親父の威厳が持てませんね。よいしょよいしょをしているとその国は崩壊していきます。
日本でも大谷翔平選手、松山英樹選手、将棋の藤井聡太さんなど、ずば抜けた人が存在します。日本はまだまだ捨てたものではないです。日本のため、家族のため、こどものためにも頑張って日本を少しでも前向きに日本人が住みやすい国にしていきましょう。