こんにちはたくみ〇です。バンコクからサワディカップ！
2024年10月に入り、駐在の方のご帰国、第3国に行かれる方が増えてきました。
タイの経済が中国の経済に引きずり込まれています。

中国からの脱出組の方も多く、お金は入ってきていると思っていますが、一部の方又は政治がらみの方が潤うだけで一般の方には落ちてきていないように感じます。弊社のスタッフも日々物価の値上がりにて大変と言っています。

聞いているだけでもそこそこの中国人がタイに入って、コンドミニアムを購入していると聞いています。
ラマ９，ラップラオ周辺に集中をしていて、中にはスクンビットの中にも入ってきています。それにまた経済が悪いのにコンドミニアムがまだまだ建築をしています。

今後のアジア経済はどのようになるのか？

タイでもPTTなどの石油会社、CPなどのブロイラーの大手企業は元気ですが、サービス業などは売り上げを落としてどんどん細々と経営をしているような状況です。タイは、IT、車関連の輸出、観光産業で経済を回していますので車が売れない、観光も日本に流れている状況ですので悪くなるのは当たりまえですね。

最近また円安が進み、バーツ高が健在です。
もちろんその影響もあり、日経企業は駐在を減らし戻っていく人も多くなっています。またこれからの投資先であるインド、ネシアなどに駐在の方が移っていかれることも起こっています。

これだけ車産業の土台を創り上げた、タイですので簡単には車産業も離れられないと思っていましたが、スズキ、スバルなどの撤退報道。中国のEV車の影響により経済が疲弊してきています。また今後もその影響は変わらず、中国のEV車が割安の販売を仕掛けていますので、日本車がEV車に転じる事が難しくなっています。

中国の戦略はいつもそうですが、最初に安く提示して後で儲かることをする戦法ですので、だまさるるとたまったものではないです。ネシアの高速鉄道、タイもそうですが中国からラオス経由のバンコクの鉄道もかなりひどい仕打ちを受けています。

今の中国は経済的にも不動産の問題、ソーラーパネルの作りすぎ、EV車の欧米などからの関税引き上げにより経済が伸びず、国民の大多数の方が喰うに困っている状況だと聞きます。でもその中で先日の国慶節では日本に旅行に来る方も多くいたようです。

もちろん今までのような爆買いはなく、経費を抑えて移動費などもバスなどで抑えていたようです。
今回の国慶節では、伊豆がかなりの人気になっていたようですが、日本に来た中国の方は本土に戻って中国との差に考えを委ねていけば若い方などは中国離れが増えるのではないでしょうか？

今はアジアの中の東南アジアでも、ミャンマー、タイ、ラオス、カンボジアと、ヴェトナム、マレーシア、ネシアと距離感があると思いますが、今のタイ、ラオス、カンボジアは中国との関係から離れられないのでしょうね。

日本企業の指導力は？

当時のバブル時の日本はどこの国からも歓迎されていましたが、経済が急展開するにつれ、信頼を落とすようになりました。「金の切れ目が縁の切れ目」です。どこの国も方も経済的に有効に付き合っていかないと相手にしてくれません。

アメリカの大統領選でも経済で大統領が変わるとよく言われます。
日本以外の国はやはりそうだともいますが、日本はすべてに関して特別です。おかしいくらいです。

日本の企業の皆さまは頑張っている中、きちっとした方針が出せているのでしょうか？
日本は経済的にも今は良くないです。また頑張って変えていきたいと言われる方も少なくなったと思います。
今の兆候としては、楽をしたいと言う事でしょうか。わたしはそうは思いませんが、夢、目標が無くなったのでしょうね。

人間の成長を考える基盤！
１．経済的な優位性
２．学力による優位性
３．やる気
こちらが基本だと思います。家庭環境、周りの生活レベルなどはあるものの、こ

アジアの国の方は、経済的にも学力が伴わない地域に生まれ育った方が多く居ます。れらの状況を自分自身理解して将来の事を考え「将来の目標」「やる気」が成長できる要因だと思います。

今いるタイでもそうですが、バンコクと地方との格差社会は凄まじいものです。タイは植民地になっていないので、海外からの圧力が少なく独自の進化をした国だと思いますが、

国民はかなり頑固な方も多く、集団の生活を好まない方も多いです。またタイ語で「キーキア」と言う言葉がありますが、タイ人は怠け者だとも言います。暑いせいもありますが、タイの地方の男性はやる気を感じません。だから中華系の方が優位になるのです。日本、韓国、中国人は生活の為に働きます。

日本もそうですが、ユーチューブを見ているだけでは現実にその国の事は分かりません。
分かる必要がない方にはそれでも良いですが、世界中から言ってもかなり日本は特殊です。経済大国と言われていた時代は終わりでこれからはどうやって給料を稼いでいくかが問題視されると思います。

デジタルを使い効率的に仕事をやる仕組みづくりをもっとしないと遅れを取ります。先進国の中でも現金決済と言う国は少なくなっています。もっと良い仕組みを活用しましょう。これ以上過去の国にならない為にも。

これからの働き方？

昔を語るのは、年寄りだと言われますが、時代ごとで物事が変わります。
今のデジタル社会での働き方改革、タイでもコロナ後の働き方が変わりました。リモートで仕事ができる時代になってきています。

昔はそのような事が、タイでは出来るはずがないと言われましたが、コロナで変わりました。
工場以外では、特にサービス業では10分、15分の遅れは当たり前です。それをいちいちなんで遅れたとかとただす事に意味は無くなっています。

日本人の働き方は、規律を正すことからと言われるのは分かりますが、本来何しにこの会社に来ているのか、また日本人以外の方と仕事をする中で、重要な事は何かなどを話し合い結果を出すとこが必要です。規律だけで仕事をするのは日本です。

日本ももっと働き方を改善して、自社の仕事の在り方を徹底的に見直し実行してもらいたい。
タイでも有能な人は、日本の企業には行かないと聞きます。規則ばかりうるさくて、細かく、自信をもって仕事ができないとタイ人は言います。

日本の方も慣れていないですので、絶えず自分がリーダーであることを意識して、今何をしなければいけないのかを考えて行動しましょう。日々時間泥棒をしているのは、仕事ができないタイ人だけで良いです。