こんにちは、たくみ〇です。バンコクからサワディカップ!
タイ、バンコクでは日本車がたくさん見ますが、タイもEV車に対して、関税を免除されています。(35年までにEV化)を進める方向性をまだ撤回していないです。
タイ国では、通常海外からの車の関税に対しては、100%掛かり、国内で製造をした車に対しても普通車で30%の税金が掛かると聞いています。1500CCは、17%。1トントラック(ピックアップ)は3%などのようですが、今回のEV車に対する譲渡、補助などは優遇処置だと思いますが、大変な事にならないでしょうか?
中国車BYDは、ラヨーン件にてかなり大きな工場を建設しています。(東京ドーム13個分)と聞いていますが、初出荷は来年2024年の春ごろに出してくる。また2014年の販売台数は、15万台、2015年の目標を持っていて、市場の20%~25%を取っていく構想です。
タイでの日本車は、アジアのハブです。それを覆すのか?
わたしがタイに来た、2000年には日本車のタイの在り方が、アメリカのデトロイトに継ぐ、アジアのハブを創っていくと言われてきて20年以上になります。ここにサプライチェーンが終結して現在までの生産が可能になって来ています。
タイで造った部品なども、日本に送り、それ以外の諸外国にも送っています。ここまで成長をしてきた日本の車産業のハブであるタイに挑戦状を投げかけた形になっています。関税が掛からないのであれば、中国国内で製造をして持ってくれば良いのですが、かなり挑発をしてきています。
タイ、バンコク圏の車産業が縮小すると、日本の経済も怪しくなるので、ここで踏ん張って戦わないと需要が減るばかりです。
トヨタグルームとして、タイのチョンブリ圏中心に大きくして行ったこの市場でまた、アジアのハブの役目もある土壌を簡単には明け渡してはいけませんね。
バンコクの車事情!『 こちらをご確認ください。』
アジアの中で、日本の車産業が終結したタイで、トヨタを中心とした、デンソー、アイシン精機ははじめ、中国のEV車の挑戦を受けようではありませか。ミスミ、キーエンスはバンコクでも順調に売り上げを伸ばしているようです。
タイでのEV車の販売は、時間が掛かりそれほど伸びないと思います。
わたしが思うには、タイ、バンコク市場でのEV車は、35~38%ほどだと思います。急激には伸びないと思います。まして中華系のバンコク人でしたら尚且つ、地方からの出稼ぎが多い国です、タイの正月(ソンクラン)に地方に戻ると、給電所がそこら中にないので、戻ってこれないのではと思います。
バンコクを車で走っていると、確かにバンコク内では車の給電所が増えては来ています。石油会社(PTT、バンチャック)などには今までのガソリン、軽油のスタンドの近辺に給電設備が増えているのは確かですが、今ではまだまだですね。今後これが地方に波及していくのでしょうか?
裕福なタイ人の方ですと、EV車はセカンドカーとして購入できますが、一般の方には購入後の維持費なども掛かり大変です。
トヨタは全方位政策で対応する事を示しています。途上国は、簡単に方向転換が出来ないとわたしは思います。インフラがすぐに改善できない、また給電するのに30分など時間が掛かると、人はいらいらしてきます。
ガソリン、軽油などは、ほんの2,3分で満タンになりますね。1台30分で車が何台も待っていると、それだけで何時間掛かるのかと不安になりますね。まして長距離は難しいですね。
でも携帯電話のように、アプリにて更新が出来ていくのは魅力的ではありますが、乗り出して何キロ、何十万キロと走るとどこかが消耗してきますよね。それの根本はバッテリーです。ひとえにバッテリーと言っても、かなりの金額になるようですので、その消耗スピードによっては高いものになりかねないですね。
それにテスラーなどは、バッテリーが重量があるので、ボディーはアルミ合金を使用しているようですが、スティールは修繕個所を簡単にリペアできますが、アルミ合金はその場所のみを簡単に復元できないようです。それでかなりの場所を交換するような造りになっているようで、事故などすると高くつきます。
買い替えでも下取りが問題です?
一般の車でも通常20万キロ走っていても、下取り価格は20万~30万はあります。それを頭金にして次の車を買うのが一般庶民です。それがEV車になり、バッテリーの問題などが出て来て、下取り価格が安ければ、次のっ車の頭金にならないです。そうなれば車の回転率も悪くなり、消費が落ちるのではないでしょうか。
バンコクでは、特にトヨタ、ホンダの人気は高く、また販売先、修繕工場も多いので安心が出来ます。中国のBYDが一時的に人気になり膨れ上がったとしても将来を見据えるとどうでしょうか。現に中国では経済力が落ちて、長距離電車の話も聞かなくなって来ています。
安心が出来るのは、日本車だと思います。そこで何とかこのタイ、バンコクの需要を守らないといけません。日本のカーメーカーが切磋琢磨して切り開いた市場を簡単に渡して成るものか?みんなで頑張ってこの市場を守っていきましょう。国内でも車の売れる数が減っています。これからはアジア圏、インドネシア、ヴェトナム、インドなどが大きな市場になっていきます。
日本の経済を支えるためにもみんなで頑張りましょう。